成功につながる読書の仕方

成功している人ほど多くの本を読んでいる。

 

本に限らず、セミナーや動画、さまざまな機会を見つけて学んでいる。

 

本は、少ない費用で大きな効果が期待できる。しかし、本を読んでもなかなか頭に入らなかったり、眠くなってしまったり、果ては買っただけで満足してしまうこともあるものだ。

 

小説が面白くなければ、本を閉じてしまえばいいかも知れないけれど、成功法則を学びたくて読んでいる場合は、簡単にギブアップするわけにはいかない。

 

そこで、これまでボクがいろいろな成功者から直接聞いた読書法について、紹介してみたいと思う。

 

まず、一つ目は脳を騙して本を読む方法である。

 

これは眠くなってしまう人には効果がありそうだ。人間の脳は喜怒哀楽の感情に反応しやすく、感情によって動かされることが多い。知識を仕入れるために本を読むときは、恋愛小説を読むときと違って感情が動くことが少ない。感動がないということは、脳は退屈になってしまう。そんなときでも、本を読むときの顔の表情が笑っていれば、嬉しいという感情に結びついていると脳が勝手に判断することになるから、眠くならないで本を読むことが可能になるというものだ。具体的には、口角を上げるだけでいい。割り箸を横にして、口にくわえながら本を読むといいと言っていた人もいるが、よだれが出てきてしまうこともあるので、あまりお勧めはできない。一番いいのは、作り笑いである。微笑み程度の笑顔でも十分に脳を騙す効果があるようだ。

 

二つ目は、効果的に本を読む方法である。

 

本は読むものですか?と問われたら、あなたなら、どう答えるだろうか。

 

答えは、本は読むものではなく、使うものだ。厚い本を重ねて踏み台に使うという話ではない。特に成功法則に関する本の場合、読んだだけでは全く意味がない。書いてあることを実践して、初めて効果的な読み方と言えるだろう。では、具体的にはどうするか?であるが、いつも手元に置いて何度も読み返すことである。大事な部分にアンダーラインを引いたり、付箋をつけておき、必要な時には読み返すことだ。本は一度読んだらおしまいではないのだ。実際にボクの場合、成功法則に関する愛読書がいくつかある。本は、バイブルのようにいつもそばにいてくれるメンターだ。あなたも、愛読書を持ってみたらいかがだろうか。

 

最後に三つ目は、積ん読!?である。

 

ある程度経済的な余裕がないとできないことかも知れないけど、気になった本は、まずは片っぱしから買ってみることだ。積ん読とは、その字の通り積んでおくだけのことである。これじゃ意味ないかも知れないと思うのは気が早い。自分にあった良書との出会いは、人生を豊かにしてくれるものだが、実際にその本が自分に必要かどうかはなかなかすぐにはわからないものだ。だから、とりあえず欲しいと思った本は手元に置いておき、必要な機会が来たら、すぐに読み始めるといいだろう。本棚にある蔵書の背表紙を眺めているだけで、読んだ気持ちになれるから不思議なものだ。

 

 

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。